この記事は広告を含む場合があります。
詳しくは広告についてをご覧ください
カメラを買ってしばらくしたら、「こういう写真ってどうやって撮るんだろう?」「オート以外の設定も使ってみたいな」と思うようになるかもしれません。そんな時にすごくよさそうなカメラ本、「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 改訂版」を見つけたので、今回は本の紹介とレビューをしていきたいと思います。
この本は元々、Kindle Unlimitedで読めるカメラ本の記事を書くために、カメラ本をたくさん読み漁っていた時に見つけて、「いいな」と気になりつつもUnlimitedではないので後回しにしていた本です。
購入者レビューも良くて著者も好きな写真家さんだったので、最近購入してみたところ、とても良い内容だったので記事にすることにしました。
すぐに使える実践的なポイントが学べる一冊
この本のおすすめポイントは、「デジタル一眼レフユーザーが最初に読むための本」と書かれている通り、すぐに使える設定やテクニックが初心者にも分かりやすく説明されているところです。
絞りや露出、ISOとは何なのかといった基礎的な知識というよりも、「こういう設定にしたらこう写せる」「このモードを使いこなしてみましょう」といった実践的な内容が載せられているので、実際の撮影にすぐに生かすことができます。
「専門用語よりも、実際に使えるポイントが知りたい」という方におすすめの一冊です。
著者はゆる鉄写真家 中井精也さん
https://www.instagram.com/p/BSuPBWGgQ2p/
この本の著者、中井精也さんは鉄道ファンにも多く支持されている鉄道写真家で、”ゆる鉄”という鉄道をふんわりと写した写真のスタイルで有名な方です。
お昼の番組、ヒルナンデス!でも「沿線フォトさんぽ」のコーナーで講師として写真の撮り方を教える場面が出てきたりするので、見たことのある方もいるのでは?
中井精也さんは鉄道写真家なので、本の内容も鉄道写真の撮り方になぞらえて説明されますが、被写体を列車から撮りたいものに置き換えるだけで応用できる内容になっているので、子供や風景、ポートレートを撮りたいときなどでも使える知識になると思います。
本の内容を少しだけ紹介
電子書籍や商品ページで試し読みできるページや目次に出てくるもので、実際に読んでみて「コレよかった!」と思った部分を感想と一緒に少しだけご紹介してみようと思います。
試し読みは商品ページから、ブラウザやアプリで見てみてください。
使える!中井さん考案・レイルマン構図
構図といえば、以前の記事でも紹介した三分割法などが有名ですが、本書の中で紹介されているのは「レイルマン構図」というもの。
レイルマン構図は中井精也さんが考案した構図で、写真を縦に四分割した線と対角線が交わる部分に被写体を置くという方法です。
私は初めて知った構図だったのですが、被写体が端の方にくるので、被写体以外を大胆にぼかして視線を誘導させるなど、三分割法とはまた違った印象の作品作りができそうです。
鉄道撮影のために考案した構図だそうですが、それ以外の場面でも知っておくと写真のバリエーションが増やせそうだと感じました。
Avモードの便利さ、Tvモードとの違いにビックリ
購入者特典のDVD(または動画)で詳しく説明されていますが、初心者におすすめなのはAvモード(絞り優先モード)なんだそう。
動きを止めたい時などはシャッタースピード優先モードを選んでしまいがちでしたが、絞り優先モードなら適切な露出を保ったまま、最適な設定をカメラが選んでくれるので使いやすいと聞いて、「なるほど」と思いました。
最初のうちは設定を変えて撮っても「結局オートの方がうまく撮れたな」と感じることもあるので、確かにたくさんのモードを色々と切り替えてみるより、一つのモードを使いこなせるようになるのが早道なのかもしれません。
Avモードの詳しい使い方についても動画が参考になるので、気になった方は「DVDつき、または動画つき」の方を購入することをおすすめします。(DVD・動画なしの電子書籍の方が安いことがあるのでご注文の際にはご注意を)
動画レッスンが分かりやすい
上でも少し触れましたが、特典の動画では本の内容を、実際に写真を撮りながら中井精也さんが詳しくお話してくれます。
・1時間目 何をどう撮るかをマスターする
・2時間目 被写体に強くなるカメラの設定
・3時間目 光の読み方をマスターする
・4時間目 秘伝!3つの武器を使いこなす
・5時間目 どう撮るか?3つの武器とレイルマン構図
実際の講座のように扱う内容ごとに1時間目から進んでいくので、少しずつ学べます。
映像で見るので理解しやすいですし、一番印象的なのは「撮っている中井精也さんがとても楽しそう」だということ!
見ているこっちまで楽しい気分になり、見終わったあと早く写真が撮りたくなります。
電子版の場合、特典動画はDVDではなく、インプレスというサイトからダウンロードする必要があるので、すでに動画付きの本を購入された場合は、下のボタンからダウンロードしてみてくださいね。
プロが何を考えて撮っているのか垣間見れる
動画内では、中井精也さんが講座で紹介したテクニックを使って外で鉄道撮影をするシーンも収録されていて、「この場面はこうしたいからこの設定にしよう」など、何を考えながら撮っているかの説明を聞くことができます。
プロがどんなところに注意したり、どんな場面でどんなテクニックを使っているのかを垣間見れるので、「こんなやり方があるんだ!」「こうすればこんな風に撮れるのか!」など新しい発見が色々ありました。
定価の半額以下になっている場合も
この本、定価は2,160円なのですが、実は割引されたりポイントバックされたりしていることが多々あります。
先日見かけたときは63%割引で810円になっていましたし、私が購入したときは1620円で814円のポイントバックがあったので、806円でした。
セールを見かけたのはアマゾンでしたが、他のショッピングサイトでも安くなっている可能性があるので、こまめにチェックしてみてもいいかもしれませんね。
プロの技を使って写真を撮る!
最近はカメラの性能もよくなっていて、「誰でもカメラマン」とよく聞きますが、「やっぱり専門職の方って色々技術を持たれているんだなー」と思いました。
中井精也さんはプロだけど、初心者にもすごくわかりやすいように解説してくださるので、こちらの本や動画の内容はすんなりと理解することができて、説明がお上手なことにも驚きました。
実は中井精也さん著書の本は、これ以外にも色々と出版されているので、他の本も読んでみたいなと思っています。
またおすすめの本が見つかったらレビューしてみたいと思います。