この記事は広告を含む場合があります。
詳しくは広告についてをご覧ください
「単焦点レンズが欲しいけど、お金がない・・・」
という訳で、比較的安価なオールドレンズを試してみることに。
この記事では、オールドレンズなど違うカメラ用に作られたレンズを、
自分のカメラにつける方法をご紹介します。
オールドレンズの”HELIOS 44-2”を富士フィルムのXマウントで使う

使用するレンズはこちら、ロシア製のHELIOS 44-2。
F2の単焦点レンズでぐるぐるとした渦巻状のボケが有名なレンズ。
こちらをebayで約4100円でゲットしました。
HELIOS 44-2について詳しくは下の記事をどうぞ。



取り付けには”マウントアダプター”が必要

カメラに他マウントのレンズを取り付けて使うには、
”マウントアダプター”が必要です。
マウントアダプターとは、口径や形状の違うレンズとカメラをつなぎあわせてくれるアダプターのこと。
今回は、HELIOS 44-2はM42と呼ばれるマウントで、XA-1はXマウントと呼ばれているので、
この2つを繋いでくれる”M42-FX”のアダプターを選択。
CanonのEOSからXマウントにつなげるアダプターなど、
マウントアダプターにも色々な種類があるので、
レンズとカメラのそれぞれのマウントを調べてから購入してくださいね!
私はK&F ConceptというメーカーのM42-FXマウント変換アダプターを、
アマゾンのタイムセールで1400円くらいで購入しました。
もっと高いものもあるんですが、「とりあえず安いものを試してから良ければ新しいものを買えばいいや」と思ったので、
プチプラで探しました。
取り付け方法
では、具体的な取り付け方法をご紹介していきますね。
カメラにアダプターを付ける

まず、アダプターをカメラにつけます。
取り付け方はレンズと同じように、赤いマークが合わさるようにはめ、時計回りに回します。
2. アダプターにレンズを付ける

次は、アダプターにレンズを取り付けていきます。

アダプターに溝があるので、そこに合うようにレンズをはめて、
時計回りにくるくると回していきます。
標準レンズの取り付けのように”カチッ”とした感覚はないので、
「これ以上回らないな」「しっかり付いて動かないな」というくらいになればOK。
かたく締め過ぎると、取り外せなくなってしまいそうなので、気をつけてください。
取り付け完了!

これで取り付け完了です!
注意点:オートフォーカスは使えないかも
このアダプターをつかったレンズ、注意点がいくつかあるので紹介しておきます。
ひとつ目は、オートフォーカスが使えない可能性が高いということ。
アダプターやレンズの種類にもよるのですが、
私が購入したタイプはアダプターに電気接続がされないので、マニュアルフォーカスのみになると
商品説明に書かれていました。
なので、いつものようにオートフォーカスで使いたい!という時には、
しっかりレンズとアダプターの商品説明を読んで選ぶことをおすすめします。
注意点2:シャッターが切れない時は、”レンズなしレリーズ”をONに
「取り付けたけど、シャッターが切れない」という場合は、
設定の中から、”レンズなしレリーズ”を選んで、ONにしてください。
カメラは、レンズがついていない状態ではシャッターが切れない状態で設定されていることが多く、
電気接続のないアダプターの場合、「レンズが装着されていない」と判断されてしまいます。
”レンズなしレリーズ”をONにすることで、レンズがなくてもシャッターが切れるようになります。
プチプラで新しいレンズを楽しむ
アダプターとレンズ、合わせて5000円ほどで単焦点レンズが使えるようになりました!
今回は「単焦点レンズってどんな感じか知りたい!」という気持ちで、とにかくプチプラにこだわって選んだので、
安く手に入ってよかったです。
すでにちょっと撮影しましたが、58mmのHELIOS 44-2は、
APS-C換算すると約87mm。
なので、撮影時にはかなり被写体から離れないといけません。
コンデジに慣れている私はついつい近づいていってしまうので、なれるまで少し時間がかかりそうです。
HELIOSで撮れた写真は、また近々アップしますねー。