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この記事では、α7やα6000シリーズなど、SONY製カメラに多いと言われる液晶画面が傷ついたりコーティングが剥がれたように見える現象を自分で修理してみた方法についてご紹介します!
画面にダメージ有でα7IIが格安になってた!
タイトルにあるように、ダメージのあるSony a7 IIをゲットしました。
なぜかというと、ほかのものに比べて中古価格が1.5万円ほど安かったんです!!
購入前に調べてみた情報によると、なんと割と簡単そうに直せそうなことが判明!
だけど情報源は英語の動画やブログばかりで日本ではまだ知識が共有されてないかも・・・
というわけで、実際に試してみた方法をご紹介していきたいと思います。
αシリーズは「液晶が傷つきやすい」で有名??
α7IIの液晶について調べていくと、α6000やα5000など、SONY製のカメラで同様の問題がたくさん報告されているのを目にしました。人気のシリーズでこれだけ多くの声が上がってるのに、毎回新モデルで改良するのは難しいのか・・・と悩ましい部分ですね。
愛用しているカメラならできるだけ長く使っていきたい・・・でも日光の下だと傷で見えにくい・・・というジレンマ。なぜSONY製のカメラの液晶はそんなにも傷つきやすいのでしょうか?
傷ついているのは液晶ではなく保護フィルム!?
大切に使っていても傷がついたりしてしまうという声もありました。特に多かったのが、「保護シートを張り替えようとしたら、液晶からベリっと剥がれてしまった」というものです。
こちらが我が家に来たα7II。液晶の真ん中部分がぽっかりと穴が開いたように無くなっているように見えます。このカメラもおそらく前の持ち主が保護フィルムを張り替えようとしたときに傷ついてしまったのだと思います。
でも実は、この傷ついた部分、液晶画面自体ではなく、液晶画面の上に元から貼られている保護フィルムなんです。
これは液晶からそのフィルムを取ったもの。
SONYのヘルプページには液晶画面にコーティングが施されているという説明がありますが、このコーティングが施してある保護フィルムを液晶画面に貼ることで、”液晶画面のコーティング”ということになっているのだと思います。
液晶画面を拭く場合、 シンナー、ベンジン、アルコール、化学ぞうきん、虫除け、殺虫剤、日焼け止めのような化学薬品類を使用すると液晶画面のコーティングが剥がれたりすることがあります。
コーティング剥がれの修理方法!
それでは早速コーティング剥がれの修理方法をご紹介していきますね。
分かりやすいように、動画にしてみました。
動画で紹介するのは初めてなので、声が小さい・しゃべるのが遅い(生まれつき💦)・・・などなど気になる点もあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけるとありがたいです。
文字の方がいい!という方は、このまま読んでいってください。
1.新しい保護フィルムをそのまま貼る
修理・・・とも呼べないくらい、一番簡単で手っ取り早い方法は、新しい保護フィルムをそのまま貼ることです!
それだけでも上の写真のように、結構画面が見やすくなりました。
(試しに適当に貼っただけなので、気泡がいっぱい入っています。)
スイッチを入れて画面を表示させると、ほとんどといっていいほど見えなくなりました。
外など明るい場所で見え方は変わるかもしれませんが、液晶をさらに傷つけるリスクを避けたい・簡単に済ませたいという方は、まずこちらを試してみるといいと思います。
保護フィルムなし | 保護フィルムあり | 画面オン |
見やすいように3枚並べてみました。少し見やすくなったでしょうか?
保護フィルムなしとありでは反射の仕方がかなり違うのが分かりますね。
2. 元のフィルムを剥がして、新しい保護フィルムを付ける
「すっきり新品のような液晶にしたい!!」「保障は切れてるから、自己責任でもきれいにしたい!」という方には、元のフィルムを剥がして、保護フィルムを張りなおす方法をご紹介します。
①保護フィルムの角から、保護フィルムを浮かせて剥がす
まずは保護フィルムの境界線を探して、角から保護フィルムを浮かせるように持ち上げます。
この時、金属のツールを最初に使うと液晶画面を傷つけてしまうかもしれないので、最初はプラスチックなどやわらかい素材を使って様子を見る方がいいと思います。
私はピンセット→ペーパークリップ→押しピンなど試行錯誤の末、先が細く曲がった小さいハサミ(顔用??)がベストなことに気づいて、これで保護フィルムを持ち上げることができました。
こんなハサミですが、うちにあったのは100均で眉毛用??として購入したものだと思います。
保護フィルム自体はかなり固く厚いので、予想以上に力をぐっと入れないと剥がれてくれません。
液晶を強く抑えすぎてダメージにならないよう、フレームの部分で押さえるように気を付けながら作業してください。
最初の持ち上げた部分を引っ張るときや、端に近くて手で引っ張りにくい所は、ピンセットで剥がすとやりやすかったです。
最後まで剥がせるとかなりの達成感が味わえます!(笑)
剥がし終わると元の液晶画面は傷一つなく、とてもきれい!!
このままだと本当に傷がついてしまうので、すぐに新しい保護フィルムを貼っていきます。
②新しい保護フィルムを貼る
新しい保護フィルムを貼ったら・・・
じゃーん!
新品の様にピカピカな液晶画面に!!!
元々のフィルム(下)と新しい保護フィルム(上)を比べてみると、かなり厚みと硬さに違いがありました。元々のフィルムは保護フィルムにしては相当厚手で硬いです。
今回は普通のフィルムを貼りましたが、タッチパネル対応のガラスの保護フィルムなども強度が出ていいと思います。
3. コーティングを剥がす
こちらのやり方は試していないのですが、コーティング剤を剥がすということにトライしている方も多いようです。でも、必ずしも綺麗にできる場合ばかりじゃないようなので、一番最後にご紹介しました。
上の2つの方法でもしっくりこない・・・という時には調べてみるといいかもしれません。
コーティング剥がれ解消で、液晶画面がスッキリ見やすく!
コーティングが剥がれたままα7IIを使っていた時は、液晶が見にくくファインダーを使わないといけないかな?と思ったりもしたのですが、保護フィルムを貼りなおす方法ですっきり解決できたので、これからは液晶を今まで以上に活用できそうです!
愛用のカメラのコーティング剥がれで困っている方の参考になれば幸いです。
※元々の保護フィルムを剥がすと保障が受けられなくなってしまう可能性もあるので、保障の期間内であれば、メーカーに問い合わせることをおすすめします。今回の方法はあくまで、「保障もないからとにかくどうにかしたい」という方向けの情報です。試す際は自己責任で!