背景をぼかしたい!カメラでボケを出すための4つのポイント【フォト練#002】

フォト練第2回目は、カメラでボケを出す方法についてご紹介したいと思います。

「コンデジだから・スマホだからボケは無理!」とあきらめていませんか?
実は、コンデジでもiphoneなどのスマホでも、ポイントを押さえればボケを出すこともできるんです。

今回は背景をぼかすためにできる4つのことや、設定方法についても一緒に見ていきましょう!

 

今日学ぶのはこんなこと

あ、こういう写真いいねー!ボケあこがれる♡

マコト

なっこ

ありがとー!
ボケってさ、いいカメラじゃないと無理なんだよね?

マコト

なっこ

え?そんなことないよ?
そうなの!?じゃあ私のカメラでもできる?

マコト

なっこ

できると思うよ!じゃあ今日はボケを出す撮り方をやってみよっか!
今日学ぶこと
  • Avモードを使ってみる
  • ボケを出せるようになる

 

ボケを出すには、Avモードを使ってみよう!

なっこ

ボケのある写真を取るには、まずAvモードにするよ。
お!また新しいモードきた!

マコト

なっこ

きたね!(笑)
どうやってモードを変えるかはもう分かる?
んーと、多分前のPモードと同じところに・・・あった!

マコト

なっこ

正解!カメラのマークやアルファベットが書かれてるメニューダイヤルの中から、Avって書かれてるところを横のバーに合わせてね。
はーい!できたよー♪

マコト

 

Avモードとは?

Avモードにしたけど、Avモードって何?

マコト

なっこ

Avモードはねー、「絞り優先モード」っていって、光をどれくらい通すか決めることができるモードなんだよ。
絞り??また新しい言葉が出てきた!

マコト

なっこ

絞りっていうのは、例えると人間の瞳の部分みたいなものなの。暗いときは光がたくさん必要だから瞳が大きくなって、明るいときはまぶしいから光を減らすために瞳が小さくなるでしょ?

暗いときに撮った猫の写真とか、目がクリンとしてて可愛くない?

確かに!・・・ってことは、その「絞りがボケと関係してるのか!

マコト

 

 

Avモードで絞りを設定

Avモード絞りを設定すると、他の設定をカメラが自動で調整してくれる部分的なオートモード
Avモードとは「Aperture(絞り) Value(値)」の略で、カメラによって「絞り優先モード」「Aモード」など色々な呼び方があります。

 

X-A1では、メニューダイヤルの「A」と書いてあるところが絞り優先モードです。

 

ボケを出すための4つのポイント!

なっこ

じゃあ、使うモードが分かったところで、実際に撮ってみよっか!
はいはーい!絞りをどうにかするんでしょ?

マコト

なっこ

お!今日も鋭いね!!じゃあ、さっそくやってみよ♪

 

1. F値を小さくする

なっこ

ボケを出すには、絞りの値のF値ってところを一番小さい数字にするの。
F値?

マコト

なっこ

そう。Avモードにすると、画面に「F3.5」とか、Fの後に数字が書いてあるところが表示されるはず。
あー、一番下にあるねー!これが絞りの設定なんだ。

マコト

なっこ

このFの後の数字ができるだけ小さくなるように設定するよ。Fの数字が変えるには、ギザギザのダイヤルを回してみて
おっけー!一番大きい数字は8で、一番小さい数字は3.2になってる。

マコト

なっこ

じゃあ、3.2に設定してみて。

 

F値が変えられるダイヤルを探す

一眼レフやミラーレスの場合、F値には専用のダイヤルが割り当てられていることがほとんどです。
カメラに複数のダイヤルがある場合、どのダイヤルでF値を変えることができるのか、探してみてください。

X-A1の場合は、先週出てきた露出補正のダイヤルのすぐ下にある、黒い小さなダイヤルでF値を変更することができます。(写真・人差し指部分)

 

なっこ

じゃあ、ボケが分かりやすくなるように、距離を変えてお花を置いてみるね。正面から撮ってみて。

カシャ・・・ボケたーーーー!!

マコト

なっこ

よかったねー!F値が小さいとボケやすくなるよ!
じゃあ、次は試しにF8で撮ってみて。

あれ?奥の花、全然ボケてない・・・

マコト

なっこ

そう!F値を大きい数字にすると、ピントが合う範囲が大きくなるから、ボケにくくなるの。

全体にピントが合った方がいい風景写真なんかは、F値を大きめにすると全体が綺麗に写るよ。

なるほどー!ボケ過ぎないのもいいことあるんだ。使いこなせるように頑張らないと!

マコト

F値を小さくしてボケやすく

F値が小さいほど背景はボケやすくなります。
ボケの練習をするなら、F値を最小にしてボケが出ることを確認してから、F値を変えて、どの値でどんなボケになるのかを見てみるのがおすすめです。
(F値を最小にすることを、「絞りを解放にする」と表現することがあります。)

広い範囲にピントが合う大きいF値は、風景や集合写真など全体をはっきり写したいときに使ってみましょう。

 

F3.2 F8

 

2. 被写体に近づく

 

もう一枚撮ってみよ!カシャ・・・あれ?全然ボケないよ??

マコト

なっこ

ここで2つめのポイント!次は、お花にぐっと近づいて撮ってみて。
カシャ・・・ボケたーーーー!!

マコト

なっこ

マコトちゃん2回目!(笑)
被写体に近づくと、背景がボケやすくなるんだよー。
へー。面白い!じゃあ、「ボケない」と思ったら、近づいたらいいのかー。それなら簡単にできそうかも!

マコト

 

被写体に近づく

撮りたいものにぐっと近づくと、背景がボケやすくなります。
逆に少し離れた距離から撮ると、全体にピントが合ってしまい、背景はボケにくく。

「ボケを出したいな」と思ったら、思い切って被写体に近づいて撮ってみましょう!

3. 背景を遠くする

なっこ

次のポイントに行く前に、問題です!さっき撮ったこの写真、一番ボケてるのはどこでしょうか?

え?一番近いところにピントが合ってるから・・・一番遠い紫の花のところ?かな・・・?

マコト

なっこ

ピンポーン♪

・・・ということは、一番遠いところは・・・?

ボケやすい!

マコト

なっこ

そう!だから、背景をさらにぼかしたかったら、背景が被写体から遠くなるようにすれば、さらにボケるんです。
なるほどー!

マコト

 

背景が遠くなるほどボケる!

背景は遠くなるほどボケやすくなります。

例えば下の写真では、左の写真は室内で奥行きが50cm程度のため、背景にある花の輪郭などがまだ分かります。
それに対し右の写真は、外で一番遠いところまでの奥行きが2m程度あるため、葉の輪郭が見えなくなるくらい大きくボケています。

 

背景が近い 背景が遠い

 

ボケを大きく出したい時には、広い場所で遠くにあるものを背景に置き、近くの被写体を撮るとしっかりとボケが出てくるようになります。

 

 

 

4. 望遠を使って撮影する

なっこ

じゃあ最後は、望遠を使って撮ってみよ
望遠?ズームなら、よく使ってるよー!この木のマークのところでしょ?

マコト

なっこ

そう!それでズームにして撮ってみて。

・・・あれ?なんか緑の花がさっきよりもっとボケたような・・・?

マコト

なっこ

ズームにすると、さらにボケやすくなるんだよー。
えー!最初からは考えられないくらいボケるようになった!!自分でもできるようになるように、また練習してみるね!!

マコト

 

 

ズームにするとさらにボケる!

ズームにすると被写体までの距離が遠くなり、それによってピントが合う範囲が狭くなります。そうすると背景がより多くボケるようになるので、ボケを最大限に出したいならズームを使ってみましょう。

一眼レフやミラーレスのズームレンズの場合、ズームを使うことを「望遠側(16-50mmのレンズで50mmの方)で撮る」ズームを使わず広い構図で撮ることを「広角側(16-50mmのレンズで16mmの方)で撮る」と表現します。

 

 

  • デジカメ・・・画像が劣化しない光学ズームの範囲内でズームするのがおすすめ
  • 一眼レフ / ミラーレス・・・ズームレンズを望遠側(数字の大きい方)にする
  • スマホ・・・画面がクロップされるだけのズームの場合は使わず、後からクロップがおすすめ。iPhone 7やXなど望遠レンズ搭載のモデルなら、望遠用レンズを使うと◎

 

下の写真はX-A1のキットレンズの広角側・望遠側で撮り比べてみた写真です。
同じ構図でも、広角側よりも望遠側の方がボケているのが分かりますね。

広角側(16mm) 望遠側(50mm)

ズームレンズはズームするほどF値が大きくなってしまうものが多く、今回の場合もF3.5→F4値とF値は少し大きくなってしまいましたが、それよりも望遠の効果の方が多く出たようで、大きくボケてくれました。

 

 

まとめ

お疲れ様でした!今回は内容が詰まっていたので、少し読むのに時間がかかったかもしれませんね。
最後までお付き合いくださりありがとうございます!

では、今回の内容をまとめてみましょう。

ボケのある写真を撮る方法
  1. F値を小さくする
  2. 被写体に近づく
  3. 背景を遠くする
  4. ズームを使って撮る

 

 

では、お家でできる練習方法もチェックしてみましょう!

 

今日のフォト練
  • アイテムを3つ手前から遠くに並べて、最小F値で撮ってみる(一番近いものにピントを合わせる)
  • 一番前の被写体にぐっと近づき、どアップにして撮ってみる
  • 後ろにあるアイテムだけ、さらに遠くに置いて撮ってみる(ピントは一番近い被写体に合わせる)
  • ズームを使って撮ってみる
  • F値を色々と変えて撮ってみる

 

 

ボケは最初にカメラを手にしたら「やってみたい!」と思うことの一つだと思うので、ぜひ練習して使いこなしてみてください。
ボケが出せるようになると、表現の幅が広がって楽しいですよ♪

 

練習してみたら、Twitterでハッシュタグ「#picstaフォト練」をつけてアップするか、ぜひ写真共有スペース【SharePic】でシェアしてみてくださいね!

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では、次回のフォト練でー♪

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