この記事は広告を含む場合があります。
詳しくは広告についてをご覧ください
オールドレンズHelios 44-2の使い方は?
PicStaの人気検索ワードの1つに、オールドレンズの”Helios 44-2 使い方”があります。
(Helios 44-2の関連記事↓)
柔らかく味わいのある雰囲気に!オールドレンズ”Helios 44-2”で撮影した写真
正直私も購入後、絞りの調整の仕方がよくわからず、「???」となっていたので、ずっと記事にしたいと思っていました。最近動画に挑戦し始めて、動画の方が分かりやすく伝わりやすいと思ったので、動画にまとめてみました。(相変わらず話すテンポが遅いのはお許しください💦)
「記事でサクッと読みたい」という方は、そのまま読み進めてくださいね!
マウントアダプターの取り付け方
オールドレンズを使うには、まずマウントアダプターを介してレンズをお手持ちのカメラに取り付ける必要があります。
その理由は、「カメラにレンズを取り付けるマウント部の構造が違うから」!
Helios 44-2はM42と呼ばれるマウントで、下の写真のようにねじ込み式のマウントです。
それに対し、各カメラメーカーは独自のマウント形式をもっていて、例えばSONYならEマウントというマウントで、下の写真のような形。
全然形が違うので、そのまま取り付けようとしても無理ですよね💦
そこで、マウントアダプターというアイテムを使います!
このマウントアダプターはM42マウント(Heliosのマウント)のレンズをEマウント(SONYのマウント)のカメラに取り付けらるようにしてくれるもの。
カメラ側はEマウントの形状になっていて、反対側のレンズを取り付ける部分はM42マウントの形状になっているので、このマウントアダプターをカメラとレンズの間に取り付ける形で使用します。
マウント形式はカメラのメーカーごとに異なるので、マウントアダプターを購入する際は、取り付けたいレンズのマウント、取り付けたいカメラのマウントの2点をしっかり調べてから、間違えないように購入してくださいね!
マウントアダプターなど電子接点のないものをマウントに取り付けた場合、カメラがレンズを認識できずエラーになってしまうことも。
メーカーによって呼び方は異なるかもしれませんが、設定で「レンズなしレリーズ」などのレンズがなくてもシャッターが切れる設定に変更してみると撮影できるようになります。
1. レンズにマウントアダプターを取り付ける
まず、Helios 44-2にマウントアダプターを取り付けます。
Helios 44-2のM42はねじ込み式なので、ねじを回すようにクルクル回しながら装着します。
レンズが回らなくなるまで、しっかりはめこみましょう。
2. マウントアダプターをカメラに取り付ける
レンズとマウントアダプターがつながったら、次はマウントアダプターをカメラに取り付けます。
普通のレンズのように、マウントアダプターにも装着時の目安になる丸いマークがあるので、カメラ側のマークと同じ場所から、マウントアダプターをカメラのマウント部にはめこみ、カチャっと音がするまで回せばOK。
取り付けはとても簡単ですね!
ピントの合わせ方
Heliosのフォーカスリングは、黄色い数字が書いてあるところ。
このリングを回すと、レンズの長さが変化し、ピントを合わせることができます。
黄色い文字の上の赤い線の部分に数字を合わせると、おそらくその距離でピントが合うという目安になるんだと思います。上の写真なら、0.9mくらいにピントが合う設定かな?
その横のf値のような2,4,8,11,16という緑の数字と文字は、調べてみてもよくわかりませんでした💦「このF値なら前後〇mまでピントが合うよ」ってことなのかな?と推測しています。
上の写真のように0.9mでピントが合う設定なら、F16の時は0.8 – 1.2m弱くらいまでピントが合うよってことなのかなぁ??
ご存知の方がいればコメントで優しく教えていただけたら嬉しいです。
絞りの調節方法
「Helios 44-2 使い方」というキーワードでたどり着いてくださる方は、おそらくこの絞りの調整方法を知りたい方が多いのではないでしょうか?
昔のレンズなので今のレンズとは動きがかなり違って、私も迷いました。
できるだけ分かりやすくまとめてみるので、お手元にHelios 44-2をご用意して読んでみてくださいね!
1. 絞りリングの数字を上にある赤い点に合わせる
白い数字が書いてある部分(親指が乗っている部分)、これが絞りレンズなのですが、
実はこの絞りレンズ、回るんです!!
この絞りレンズを回して、上の赤い点の場所に使いたいF値の数字が来るように回してください。
(上の写真だと、F16に設定したことになっています。)
2. 下の赤い丸を2の下に移動させる
次は、白い数字の下にある赤い丸を、白い2の下に動かします。
これで、F値を固定することができました!
(この場合はF16の設定になっています)
F値を開放にしたい時は、2の上下に赤い点があるようにすればOK。
- 上の赤い点が好みの絞り値になるよう、白い数字が書いてあるリングを回す
- 下の赤い点を、白い数字の2の下に来るよう動かす
なぜ??と思ってしまうのですが、下にある赤い点を、合わせたいピントの数字の下に持ってきてしまうと絞りが開放(F2)になってしまいます。
調べてみたときは、古いレンズ特有の構造上の理由でこんな作りになっていると読んだように記憶しています。
慣れるまでは、「下の赤い点は2の下!」と覚えながら使ってみてください。
フォーカスピーキングで楽に撮影
ピントが合っているか分かりにくいと、マニュアルフォーカスでの撮影は苦労しますよね?
でも、カメラには「フォーカスピーキング」という、ピントの合っている部分をハイライトしてくれる機能があるので大丈夫!!
上の写真はフォーカスピーキングを使ってα7IIで撮影しました。
フォーカスピーキングの詳しい使い方については、下の記事を参考にしてみてください。
フォーカスピーキングでピント合わせも上達!X-A1でマニュアルフォーカスを使いこなす方法
Helios 44-2で楽しい写真撮影を♪
できるだけ分かりやすくまとめたつもりなのですが、ちゃんと伝わりましたでしょうか・・・?
もし記事で分かりにくい場合は、動画で動いているところを見てみてくださいね。
Helios 44-2はぐるぐるボケやアンティーク調の色彩が楽しめる、大好きなレンズです。
ぜひHelios 44-2での撮影を楽しんでみてください!