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年末に一時帰国後、その後PRの記事作成をしていたりして、久しぶりの更新になってしまいました。一時帰国中、カメラが水没したり、SDカードが破損したりと色々なハプニングがありました。
今回はその中でも、カメラがびしょびしょに濡れてしまって「もうダメか・・・」と思った状況で、奇跡的に回復した方法をお伝えしたいと思います。
台湾旅行でカメラがびしょびしょに!!
台湾で人気のスポット九份に行くことにしたのですが、あいにくその日は土砂降りの雨。。
有名な坂もカラフルな傘で覆われていて、これはこれで風情があってよかったのですが、なんといっても雨に濡れすぎて寒い&写真が撮れない!!
せっかく持って行ったミラーレスのX-A1も水にさらすのが怖すぎて、結局使わずリュックにいれたままにしておきました。
写真は少しは濡れても大丈夫そうなスマホで撮れるだけ何とか撮影し、リュックの中を途中で確認すると・・・
ミラーレスカメラが水に浸かってる・・・・!!!
リュックが完全防水ではなかったのと、リュックの上にイヤホンのコードを通す穴があったせいか、濡れてないように見えたリュックの底にはたっぷり水が溜まっていました。
「雨がそこまで降らないだろう」「リュックに入ってるから大丈夫」と思って、ビニールなどのケースに入れていなかったのが敗因だと思います。
とにかくその場では、水没が分かった時点で電池を取り出し、拭いてからビニール袋に入れました。
ホテルに帰ってカメラを見てみると、
液晶内に水が!!
もしかしたら液晶画面のプロテクターと液晶の間なのかもしれませんが、確認して何かあっても嫌だったので、とりあえず家に帰るまでは触らずにホテルで自然乾燥させました。
水没したカメラを復活させた方法
まず、カメラを復活させるために一番必要なことは、「カメラの電源を入れない」ということだと思います。
水没後に電源を入れてしまうと、ショートしてしまい、カメラを起動させることが不可能になるとか・・・。
水没するとすぐに動くか確認したくなってしまうものですが、事前知識として知っておくといざというときに役立ちますね!
準備するもの
さっそく、必要なものを見てみましょう。
- たくさんの乾燥剤(シリカゲル)
- 密封保存袋・保存容器(ジップロックなど)
カメラを乾燥させたいので、乾燥剤と湿気を防げる密封容器や袋を用意します。
カメラ用の防湿ケースなどがあればそれが一番だと思いますが、私はなかったので密封袋を2枚使いしてみました。
カメラ用の防湿ケース(ドライケース)は、衣装ケースのようなタイプで安価なものもあるので、とりあえずの保管や緊急の場合用に一つ持っておいてもよいかもしれませんね。
乾燥剤は、洋服などの商品についていたシリカゲルがたくさんあったので、それをありったけカメラと一緒に密封袋に詰め込みました。
カメラ用の乾燥剤もあるので、しっかりと除湿したいなら専用のものを使う方がよいかもしれません。
では次に、具体的な方法をご紹介します。
1. カメラと乾燥剤を1枚目の密封袋に入れる
前述のように密封容器の方がいいかもしれないのですが、うちにはなかったので密封袋を使いました。
ありったけのシリカゲルとカメラを入れて、できるだけ空気を押し出すようにして封をしました。
2. 2枚目の密封袋に入れる
密封袋では空気が入ってきてしまいそうだったので、2重にすることにしました。
1枚目の上から2枚目を重ね、同じように空気を押し出すように封をしました。
3. 完全に乾くまでひたすら待つ
密封できたら、あとはカメラが乾いてくれるまでひたすら待ちます。
私の場合は、密封袋に入れてから2週間待ってみました。開けてみると、液晶の濡れてしまっていた部分に水がないことが確認できました。
電池を入れる部分なども乾いていそうだったので確認してみることにしましたが、カメラや水没具合によっては待つ期間が変わってくると思います。
2週間の間に水分をたくさん吸ってくれたようで、一緒に入れたシリカゲルは今までみたことがないくらいパンパンになっていました。
カメラを起動させるときは、念には念を入れて完全に乾くまで待つのがおすすめです。
電源を入れてみると・・・復活!!
乾燥状態を確認し、電源をつけると・・・・起動しました!
(キャップをした状態なので画面は真っ暗です。)
その後操作してみても大丈夫そうだったので、SDカードを入れて撮影してみることに。
シャッターも普通に切れ、動作にも問題なさそうです。
上の写真は開封してすぐに撮ったものですが、水没前と変わらない写真が撮れました!
カメラが濡れてしまっても、あきらめないで!
今回は、私のカメラが水没から復活した方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
カメラが濡れてしまい「もうダメかも」とあきらめかけましたが、事前に「電源を入れない」「すぐに乾かす」という情報を知っていたので、もしかしたらたまたまかもしれませんが、上記の方法でまた使えるようになりました。
カメラは決して安いものではないので、できるだけ長く使いたいですよね。もし水に濡れてしまった場合は、あきらめずに今回の方法を試してみては?
「こんなやり方もあるよ」「こうして治ったよ」などアドバイスやエピソードがあれば、コメント欄でシェアしていただけると嬉しいです!