FUJIFILM XF10とX70を比較レビュー!CMOS/べイヤー配列センサーで色味・写真はどう変わる??

XF10が来たので実機レビュー!

 

 

Fujifilmから新しく発売されたXF10!

Fujifilmのコンパクトデジカメの新商品ということ、価格が他のコンデジよりも安いこともあり、X70と比較(そしてどちらかとお別れ)するために、入手しました。

実際に使ってみて気づいた違いについてや、XF10・X70それぞれで撮った写真を比較していきたいと思います!

 

XF10とX70のスペックの違い

まずは、XF10とX70のスペックの違いから。

私がカメラを選ぶときに、より良いスペックだと思う方に黄色でハイライトしてあります。

XF10 X70
画素数 2424万画素(有効画素) 1670万画素(総画素)
1630万画素(有効画素)
撮像素子 23.5mm×15.7mm(APS-Cサイズ) 正方画素CMOS 23.6mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS II
焦点距離 28mm 28mm
F値 F2.8 F2.8
シャッタースピード 4~1/16000 秒 4~1/32000 秒
撮影感度 通常:ISO200~12800
拡張:ISO100、25600、51200
通常:ISO200~6400
拡張:ISO100、12800、25600、51200
最短撮影距離 10cm(標準) 10cm(標準)
記録フォーマット JPEG/RAW JPEG/RAW
起動時間 0.7 秒 0.5 秒
液晶モニター 3インチ
104万ドット
タッチパネル
3インチ
104万ドット
タッチパネル
動画撮影サイズ 3840×2160(4K) 15fps 1920×1080(フルHD) 60fps
タイムラプス ×
チルト液晶 ×
自分撮り機能 ×
Wi-Fi
Bluetooth対応(常時接続) ×
幅x高さx奥行き 112.5×64.4×41 mm 112.5×64.4×44.4 mm
重量 本体:241.2g
総重量:278.9g
本体:302g
総重量:340g
フィルター取り付け 不可
ジョイスティック ×

 

サイズ感にあまり違いはないかも

XF10はチルト液晶がない分、60gほど軽量化されているので軽いのかな?と思ったら、持った感じや大きさは体感できるほどの違いはないような気がしました。

前から見ても・・・

 

横から見ても、大きさと形的にはかなり似ています。

 

スペック面・機能面での好み

ここからは、実際に私が使ってみて、それぞれの機種でより良いと思ったところを挙げてみたいと思います。完全に個人的な意見なので、「そういう人もいるんだなぁ」という感じで読んでいただければ幸いです。

XF10の方がいい所

まずは新しい機種、XF10の方が良いと思ったところからご紹介します。

1.Bluetoothで自動転送できる

 

これ、使ってみるまでどんなふうに動くのかよくわからなかったのですが、使ってみると便利でした!!

XF70やそれ以前の機種のようにWifiではなく、Bluetoothでも接続できるので、接続が途切れても再接続されて、スマホに自動で撮った写真を送信してくれます。

Wifiだと一回いっかい、カメラのWifi機能をON→カメラをWifiで接続→転送する画像を選択・・・と、ステップがたくさんあって、結局SDカードをパソコンに差し込む方が早く感じていたのですが、Bluetoothでは自動で再接続されるのが便利!!

FujifilmのCamera Remoteというアプリを起動させておくと、自動でサクサク画像を転送してくれるので、スマホからGoogleフォトに自動でバックアップ→そのままSNSに投稿・・・なんてことも楽にできちゃうようになりました!

 

2. ジョイスティックでピント合わせが簡単

「何で今までこれがなかったんだ!!」と思ったくらい、ジョイスティックがあると快適!!

タッチフォーカスで微妙にピントがずれちゃって、何回タッチしても合わない!!なんて時でも、ジョイスティックがあればチョンチョンとフォーカスポイントを動かすことができます。

メニュー選択の時も、上下右左のボタンよりも直観的に操作できるし、ジョイスティックの中心がボタンになっているので「OK」ボタンの代わりに、そのまま押し込んでメニューを決定することができます。

色々設定を触っているとき、「あ、そういえば全部ジョイスティックでできるんだ!」と後から気づくくらい、自然になじんで使いやすい操作感です。

 

3. オートのモード設定が簡単

 

正面・背面の違いはあまりないXF10とX70ですが、上から見ると結構違いがあることに気づく方が多いと思います。

シャッタースピードや露出がダイヤルで直接操作できるX70に対し、XF10はポートレートモードや夜景モードなど、モード変更のダイヤルがすぐに操作できるようになっています。

これは好みが分かれると思いますが、価格設定を下げたこと、Bluetoothが搭載されたことなどを含めて考えると、XF10は「SNS用にスマホよりもキレイな写真が撮れるコンデジが欲しい」という方たちがターゲットなのかなと思いました。

そう考えると、カメラの知識がある人の一眼レフのサブ機として選ばれやすいX70とは違う、オートメニューでサクサク撮って、そのままスマホとすぐに連携できるXF10の作りは完成度が高いと思います。

実際私も、簡単な写真はオートでサクサク撮っちゃうことが多いので、より操作がシンプルになったところはすごくいいなと感じました!

 

 

X70の方がいい所

では、次にX70の方が良い所を挙げていきたいと思います。

1.チルト液晶で自撮りができる!

 

X70の良いところはいろいろ思いついたのですが、やっぱり一番大きな違いはチルト画面があることだと思います!

XF10は価格カットのために仕方なかったのだと思いますが、レビューするまでの短い期間の中でも「あ、そっか、チルトできないんだった・・・」と何度かがっかりしています^^;

やっぱり自撮りするときや、高い所にあるもの・低い所にあるものを撮るときは、画面が回転するのは便利!
私の場合、他の仕事などでどうしても画面を回転させて撮影したいシーンがあるので、スマホでも事足りるのですが、X70があるとやはり綺麗な写真が撮れるカメラで撮りたくなります。

 

2. マニュアル操作がしやすい

 

XF10の方がいい所で挙げたのと同じ内容なのですが、X70の方が露出やシャッタースピード・絞りなどがすべてダイヤルに割り振られているので、マニュアルで撮りたい時に操作に迷わずさっと撮ることができます。

カメラの操作にかなり慣れていて、マニュアルで色々とシーンによって撮り方を変えたい方には、X70のほうが操作しやすいと感じられると思います。

 

3. 上位機種と同じセンサー

X70のX-Trans CMOS IIというセンサーは、FUJIFILMの中級機以上のミラーレスカメラX-T1・X-E2などに使用されているセンサーです。ローパスフィルターがいらないので、解像度が良いと言われています。

対して、XF10はFUJIFILMのエントリー機であるX-A5などと同じベイヤー配列のセンサー。
これだけを聞くとX70のセンサーの方が良いように聞こえますが、最近では「バイヤー配列のセンサーの方がX-Trans CMOSセンサーよりも解像感が高く感じられる」というレビューも見かけたりします。

センサーの違いについては、実際に撮った写真の仕上がりの色合いや雰囲気の好みで分かれるところだと思うので、下でXF10とX70で実際に撮った写真を比較しているので参考にしてみてください。

 

 

センサーでどれだけ違う??色味を比較!

 

先ほどセンサーの話が出ましたが、実際にXF10とX70それぞれで、オートモードで写真を撮ってみました!どちらもデフォルトのPROVIAで設定は変えていません。もちろんJPEG撮って出しで、色修正などもなしです。

大体同じ画角になるようにして、同じ被写体を撮影しました。

 

XF10 X70

 

それぞれで撮影しているときは「ん?ちょっとちがうかな?」と思っていたのですが、こうしてみてみると違いがよく分かりますね!!

 

XF10の方が少し赤味が強く、コントラストが高い印象です。
X70の方は、露出が高め、赤味がXF10より低いので自然の被写体ではグリーンのカラーが際立っていると思います。

撮影している感覚としては、X70の方が実際に見ている色に近い色で再現されていて、XF10の方は記憶色に近いのかなと思います。
どちらもコンクリートや葉っぱ、金属の質感などが表現されていて、コントラストが高くなる場面でも色飛びが少ないのはさすがフジフィルムだなと感じました。

 

SNS用や初めてのカメラならXF10、マニュアル操作ならX70がおすすめ!

 

XF10とX70を比較してきましたが、X70の後継機といわれているXF10も、実際に使ってみると結構違う道を歩もうとしいているカメラなんだなぁと感じました。

XF10はこれからカメラを始めたい方や、SNSに綺麗な写真をパッと挙げたい方におすすめできるカメラです。

X70はもう発売終了してしまっているので、これから手に入れようとされる方は少ないと思いますが、個人的にすごく好きなカメラ。
どちらかを手放す予定でしたが、迷うなぁ・・・。

XF10に早くチルト液晶がついた後継機が出て欲しいと思います。

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