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カメラ探しの旅が落ち着いてきた4年目
このブログを2016年に立ち上げてから、2017,2018年はどのカメラ・メーカーが自分に合うのか、自分の求めているものなのかを知りたいと思い、ブログのためという理由付けを得て色々なカメラを入手しては試していました。
2019年にやっと自分の生活スタイルに合うカメラがしっくりきたので、そのカメラと使う理由を合わせて紹介したいと思います。
これからカメラを買いたい!と思っておられる方からよく「どんなカメラがおすすめですか」と聞かれるので、「ライフスタイルに合わせるとこんなカメラ選びになりました」というサンプルとして参考になれば嬉しいです。
一応今まで使ったカメラを下にまとめておきます。
- Fujifilm X-A1
- Pentax K-30
- SONY α5000
- Sony a7Ⅱ
- OLYMPUS PEN Lite E-PL6
- Canon G7X mark2
- XF10
- Instax SQUARE SQ10
カメラの必須条件は軽い・起動が早い
カメラを選ぶ時に重視することってたくさんあると思いますが、これはカメラをどんなシーンで使いたいか、どんなものを撮りたいのかを考えて選ぶと良いと思います。
私の場合は、趣味でカメラを始めるに当たってまず考えたのが、
- レンズが付け替えれる
- ボケが出る
- 画質が良い
この3点でした。
「とにかくカッコいい写真を撮りたい!!」という意欲の表れですね(笑)
そこで選んだのがX-A1。Fujifilmは色がキレイだという評価をたくさん見たので、中古で価格も手頃だったこちらに。
今でもUtulendsを付けたり、マクロリングをつけたり、レンズ取り外し式じゃないとできない遊び方もしていますが、基本的にこちらはがっつり撮影をしたいとき以外は持ち歩いてはいません。
カメラが重いと持ち歩かなくなる
その理由、この見出しでバレちゃいましたね。
その理由は、重いから。
本体はミラーレスなので軽め(280g)なんですが、レンズ(375g)を付けると余裕でペットボトルよりも重くなってしまうんですよね。トータル655g💦
普段小さなバッグを持ち歩いているので、それに入れて歩き回ると、バッグのストラップがずっしり肩に食い込むので、長く歩いていると「重っ!」ってなります。
そんなわけで段々X-A1を持ち歩かなくなったのでした。
起動が遅いとシャッターチャンスを撮り逃す
もう一つ後々気づいた私のカメラに必須な条件は「起動が早い」こと。
レンズ交換式のカメラを手にするまで分かっていなかったんですが、交換式のレンズについてるカバーって、「レンズキャップ」と呼ばれるもので、いちいち手で取らないといけないんです。
「ワンタッチキャップ」という少し楽なものもあるんですが、デジカメやスマホのようにボタンを押すだけでシャッターが切れる状態のカメラに慣れてしまっていると、これがすごく手間に感じます。
「あ!撮りたい!!」と思ってから、レンズキャップを外し、電源を入れ構えてシャッターを押すまでに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃してしまうことがよくありました。
それで、カメラを始めてしばらくたってから「起動の速さ」が私のカメラ選びで欠かせない条件なんだと気づきました。
今まとめたように、「重さ」「起動の速さ」が大事だと気づいた私。
日頃から持ち歩くのに最適なセットにたどり着きました。
ここからは、いつも使っているカメラをご紹介したいと思います。
今使っているメインカメラはPixel 3
私が今使っているメインカメラはスマホのGoogle Pixel3。
余力があればPixel 4に乗り換えたいところですが、Pixel 3でも十分満足できる絵作りができます。
とにかくAIが賢い!
私がPixel 3をメインカメラとして使っている理由は、上の「軽い」「起動が早い」という条件に当てはまっていることはもちろん、搭載されているAIの処理能力が素晴らしくて、他のカメラだと撮影をあきらめるシーンでも撮れることが多いからです。
まず最低条件の重さは148g。持っているカメラの中でOSMO POCKETの次に軽いです。
起動の速さは、電源ボタンをダブルクリックしたショートカットで約3秒。ポケットから出しながら電源ボタンを押せば、構えた頃にはシャッターが押せる状態になっています。
なので2つの最低条件は見事にクリア。
そこに加えてどんなシーンでも取りやすいAIの処理が気に入っています。
「AIが賢いって何?」と思われる方もいると思うので、少し説明すると、
写真を撮る時にどんなシーンで撮られたのかを自動で判別して、そのシーンに最適な画像にAIが計算して仕上げてくれるんです。
例えばこの写真。左のRAWのままだと黒つぶれと白飛びが激しいですが、AIが「ここは本当はこんな色かな?」と計算して処理された後の画像が右側の画像。
肉眼にかなり近く、そして作品としても綺麗に仕上がっています。
前の写真と同じように明暗差の多いシーンでは、HDRといって明るい写真と暗い写真を二枚重ねて露出を調整するやり方を使うと綺麗に色が出るのですが、HDRなしのカメラでやろうとすると同じ写真を二枚撮ったあと加工しないといけません。
でもPixel 3は自動でその調整をしてから写真を保存してくれるので、HDR機能をオンにしておけば、暗い場所と明るい場所が構図の中にあっても、色飛びや色つぶれがしにくく見やすい画像に仕上げてくれます。
例えばこんなシーンをHDR機能のないX70撮ったとすると、室内に露出があって窓の外が白くなるか、窓の外に露出があって室内が真っ黒になるか、はたまたその二枚を撮っておいて後から合成するか…なんですが、Pixel 3ならワンタップで室内も室外もちゃんと見える画像になります。
AIが賢いなと思うもう一つのことは、ボケの表現。
こういったボケもAIが「おそらくこんなボケ方をするだろう」と計算してぼかしてくれているのですが、ピントがあった被写体のくりぬきや離れた距離の物のボケ具合などが、一眼レフやミラーレスと大差ないほど自然に感じます。
スマホならいつでも持っていますし、撮りたいシーンもほとんどさっと撮れてしまうので、今はもっぱらPixel 3がメインカメラとして活躍しています。
サブはX70 & OSMO POCKET
X70は写真の日のメインカメラ
スマホと入れ代わってサブになってしまったX70ですが、どうしても手放せない理由があります。
それは色。
FujifilmのJPEG画像の色がとっても綺麗で、ソフトやアプリで加工してもFujifilmの色味に近づけることって私には難しいんです。。
なので、「今日は綺麗に写真を撮りたい!」という日にはX70を持っていきます。
毎日持ち歩くわけではないけど、写真を撮るぞ!と決めた日のメインカメラですね。
X70を持ち歩いている日はPixel 3は逆光の強いときなどPixel 3が得意なシーン以外ではおやすみしてもらって、X70で思う存分写真を撮っています。
X70を使い続けるうえで悩んだのがレンズキャップ。
調べたところフチを引っ張るだけでキャップが開くというレンズキャップを見つけて、少々高いので迷ったのですが、結果大満足でX70が引退せずに現役で活躍しています。
レンズキャップにかかる手間にお悩みの方におすすめです。(レンズ口径によって商品が違うので購入前にカメラに合うものを確かめることをおすすめします。)
FUJI FILM 富士フイルム デジタルカメラ X X70 SILVER
OSMO POCKETは動画を撮影するときに
一番軽いOSMO POCKETは何と116g。
OSMO POCKETは小さくて軽いので、普段使うカバンのポケットに入れていて、気が向いたときに取り出して撮るようにしています。
歩いて街並みを撮りたい時、車から景色を撮りたい時など、動きながら動画を撮りたい時に使います。
いつものカバンの中にはPixel 3とOSMO POCKETが入っているので、本当の意味でのサブカメラはこちらかもしれないですね。
ズームができるSX700HSもたまに登場
鳥や花火など遠くの物を撮ると予想できるときは30倍ズームのコンデジ、SX700HSを持っていくこともあります。
このカメラもコンデジなのでそんなに重くないし、電源ボタンを押すだけですぐに撮影できるようになるので持ち歩きが苦になりません。
かなり古いカメラですが、30倍ズームで事足りることが多いので今のところ買い替えずにそのまま使っています。
自分に合ったカメラがベスト
色々なカメラを試してみて思ったのは、「自分のライフスタイルや撮り方、撮るシーン」に合ったカメラを選ぶことが大事だなということ。
カメラを趣味にしても続かないって話をよく聞きますが、おそらくカメラを持ち出すのが億劫になってしまうんじゃないかなと思うんです。
それなら今お手持ちのスマホに使いやすいカメラアプリを入れて色々設定を変えて楽しんだり、軽くて持ち運びやすいコンデジでも、写真を始めるには十分だと思います。
機能や設定など使いこなせるようになってみて、それで足りないと感じるものが分かってからカメラを購入してもいいのかなと思います。
カメラ探し中の方は、ぜひご自分のスタイルや撮りたい写真はどんなものか考えてみてくださいね。
きっと「これは欲しい」という条件がいくつか上がると思うので、その中から外せない条件を絞ってみるとカメラ探しの役に立つかもしれません。
お気に入りのカメラを見つけて、楽しいカメラライフを始めてみてください♪